2019.10.02

虫のホテル


パリの公園 森陰に立つ一軒のホテル。これは虫のホテルです。
5、6層に区切られた小さな部屋は穴をいっぱい開けた丸太や植木鉢の破片、マツカサ、木の小枝などがつまっています。
板で閉じてあって穴だけが開いている部屋も
虫のホテルはいろんな虫が自分の好きな部屋を越冬や子育てのために利用できるシステム。
ミツバチや蝶だけでなくワラジムシ、オサムシ、ハサミムシなど人間の好き嫌いや害虫、益虫を区別することなくすべての虫に開かれたホテルなのです。
この虫のホテルは、虫は悪魔の使いとあまり歓迎されないヨーロッパで絶滅する虫たちを守ることで生態系が豊かになり、その結果小鳥をはじめ植物も元気に育つ地球の生物多様性を守るための活動から始まったもの。
ドイツ、イギリスなどヨーロッパで虫のホテルは増えています。
今、日本でもこの取り組みは進んでいるそうです。

ファーブル先生へ 100年後の地球レポートです

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